パスクア、パスクエッタ、人間はどこまで優しくなれるのか。

相変わらず、遅め遅めの投稿ですが、一週間前の4月1日はイタリアというかキリスト教系の国はイースターでのんびりとした連休を過ごしまいた。最近は日本でも、卵型チョコレートやコロンバケーキを売るためにイースターがメジャーになってきたと聞きました。イタリアで天皇誕生日やお釈迦様の誕生日が関係ないくらい、日本とは文化的に関係ないだろうと思いますが、商業主義というのは恐ろしいですね。


イタリアでは、イースター(イタリアではパスクアといいます)の翌日の月曜日はパスクエッタ(小さいパスクアという意味なのかな?)という祭日になります。その日は、ローマのEUR地区というところにある、桜の花スポットで日本人の友達と毎年恒例の花見で盛り上がりました。 日本の桜の規模には勝てませんが、やっぱり桜って美しくて繊細でいいですね。
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パスクアでは、子羊を食べるのが伝統とされていて(子羊はキリスト教ではイエスキリストのことつまり生贄をあらわしているとか。)、この時期(春ということもあって)子羊が肉屋さんの店頭にたくさん並びます。パスクア当日は予約しないと買えないほどです。
我が家も、伝統に従って、美味しい子羊料理をいただきました。
でも、毎年この時期になると、動物愛護運動をしている友達からは、FBでガンガンに子羊を助けましょうキャンペーンが流れてきます。 結構過激な写真、動画付きで。
そういうのを見ると、自分はやっぱり残酷なことをしているなあ、羊よごめんよなんて思いながら食べたりしてしまいます。
私は基本的に、菜食主義にはあまり興味はなく、やりたい人はやったらいいと思う。動物が動物を食べて生きているように、人間に生まれたからには人間として必要な栄養素を美味しいと思えるもので採るというのが私の食事に関するポリシーです。 ただし、ほかの動物の命をいただくのだから、感謝して無駄なく全部美味しいくいただくというのもポリシーです。なので、内臓料理でも焼き鳥の皮でも骨を使ったスープでも動物のありとあらゆる部位を上手に使った料理というのも大好きです。
廃棄を見込んだ工場生産のカツとか○クドナル○なんかは絶対に許せません。

まあ、でも私の友人がやっている運動の結果もあって、最近は菜食主義の人が増えているのも確かですね。
確かに、現代人は栄養過多な人も増えているから、そこまで頑張って肉を食べなくてもそこそこ健康な生活を送れるし。毛皮なんかも、最近は外に着て出かけると若干白い目で見られるくらい素材としてはNGになってきました。
高級ブランドでも、毛皮は使わないと宣言してるところも増えました。確かに他の素材で十分温かいものが出回って別に毛皮でなくても...という時代になったというのもありますが。 16世紀くらいの王室の人たちの肖像画とかみると100匹くらいのミンクを使ったらしい(尻尾もついてる)裏地のコートとか着てるの見るとおえ~ と感じます。

こうやっていろいろ自分の知らなかったことを知るようになると、今まで自分が何も思わないでやってきたことが意外と残酷なことをしていたんだと気づかされてそうしなくなるという流れになっててる感じがします。
例えば、LGBTの保毛尾田保毛男の事とか...
中世時代に行われた残酷な刑が徐々に減っていったのは、文学の普及に伴って、他者の気持ちや感じていることを理解する人が増えたために減っていったとも言われてるそうで、自分はあの人は苦しんでいるんですというのを表現することは大事なことなんじゃないかと。
SNSなんかも発達して、他の人の考えを知る機会が増えてるけど、この先人間はもっと他者に優しくなれるんだろうかなんて思いながらのパスクア休暇でした。










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